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VPR【ぶい ぴー あーる】
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■WebPRの新手法「VPR」とは?
「VPR」とはVideoPRの略称で、オンライン動画を活用したWebPR手法のことです。「VPR」では企業プロモーションのための動画を制作し、Webメディアへの露出と、ソーシャルメディアでのバイラル化を促進します。動画を活用することにより、これまでテキストや画像が中心であった従来型のWebPRに比べ、よりリッチなブランド体験と深い理解を促すことができます。

 ■拡大するオンライン動画広告市場と高まる「VPR」への期待
昨今の調査※1によると、米国におけるオンライン動画広告市場は、2013年に42億ドルを突破し、2017年には111億ドルまでに成長すると予測されています。また、国内の調査※2においても、オンライン動画広告市場は、2013年の158億円が、2017年には約5.6倍の880億円に達するとも予想されています。このようにオンライン動画広告市場が急速に拡大している中、視聴数を保証する量的なアプローチだけでなく、能動的で質の高い視聴を獲得するアプローチへのニーズが高まってきています。

※1 米eMarketer社調査
※2 シードプランニング社・サイバーエージェント社共同調査

■特長は記事の中に動画が埋め込まれ、質の高い視聴を獲得できること
「VPR」最大の特長は、記事の中に動画が埋め込まれる点にあります。記事の中では動画視聴のみならず、記事の解説により、その趣旨や魅力をより深く伝えることができます。「VPR」によって露出される記事の中では、読者の趣味趣向に合わせた切り口で動画が紹介されるため、閲覧者にとってもより受け入れられやすいものとなります。

ユーザーが観たいと思う動画の前にプロモーション動画が挿入されたり、ページ訪問時に自動再生されるなど、ユーザー体験を損なう手法は取らずに、質の高い視聴を獲得することが可能となります。

■戦略的なプランニングにより認知とバイラルを最大化
「VPR」では、まずメディアに取り上げられやすく、ユーザーにも受け入れられるような切り口を企画し、企業のプロモーション動画や、記者発表、イベントの記録映像などを制作。それらをもとに動画埋め込みニュースリリースの作成・配信を行い、メディアやインフルエンサーへアプローチを行っていきます。Webメディア間での転載やソーシャルメディアでの拡散までを戦略的にプランニングし、効果的なリーチと拡散を狙っていきます。動画を活用することで、生活者とブランドの接点を強化し、企業のプロモーション活動や話題づくりに効果的に作用します。

■VPRを推進する博報堂DYインターソリューションズ
博報堂DYインターソリューションズでは、「VPR」を中心に動画マーケティング領域に注力しています。同社の強みは、WebPR領域における大手クライアント実績と、バイラルメディアまでを網羅した強固なメディアリレーション、さらにはソーシャルメディアマーケティングでの豊富な実績にあります。同社のWebPRチームとソーシャルメディアチームの密接な連携に加え、同社が抱えるCMクリエイターと、YouTuberなど動画クリエイターネットワークとの提携を活かすことにより、動画の企画・制作からPR、バイラルプロモーションまでをトータルにプロデュースすることが可能です。同社では、全体戦略から制作、運用までをワンストップで担当し、PDCAサイクルを回しながら中長期的なパートナーとしてクライアント様の課題に取り組んでいます。TVとスマートフォンアプリを連動させたバイラルキャンペーンなど統合的な施策にも取り組み、Facebook共創マーケティング「コエディ」や、ネイティブアドを活用した「レコメンドブースト」など数々のソリューションを保有しています。単に動画の制作やWebPRだけを単発業務として担当することに加え、全体戦略における効果的な動画マーケティングを提案、実行することができます。

博報堂DYインターソリューションズは、高まる動画マーケティングのニーズに応えるべく、これまでの広告的アプローチに加え新たな柱として「VPR」を活用し、クライアントのマーケティング活動を強力にサポートしていきます。

【参考】オンライン動画付き WebPRサービス「VPR」の提供を開始

越 一峰 博報堂DYインターソリューションズ インタラクティブマーケティングユニット ソーシャルメディアマーケティンググループ グループマネージャー

博報堂DYグループ内で初となるソーシャルメディア関連部署の立ち上げメンバーとして、黎明期からソーシャルメディア領域でのプロモーションに携わる。現在ソーシャルメディアマーケティンググループのグループマネージャーとして、FacebookやTwitterのコンサルティング、Web PRなどを手がける。

※執筆者の部署名は、執筆時のものであり現在の情報と異なる場合があります。

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