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コンテンツファン消費行動調査は、近年企業のニーズが高まっているコンテンツを起点とした広告やビジネス設計の支援を行う専門チームである 「コンテンツビジネスラボ」が毎年独自に行っている生活者調査です。全国の15~69歳男女・計5,000名を対象に、エンタテインメントやスポーツなど計11カテゴリのコンテンツに対する消費行動の実態を把握したもので、2011年の発表以来、幅広い業種の企業やコンテンツホルダーにご活用頂いています。

クラスター分析編

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本調査では、コンテンツに対する態度や情報行動などに着目し、94の意識項目でコンテンツファンのクラスター分析を行い、8つのクラスターに着目しました。その結果、「コンテンツの年間支出金額」と「SNS等のWebサービスの利用」でクラスターごとの特徴が見えてきました。その中でも、特にコンテンツ消費がさかんなクラスターに注目し、彼らの新たな消費行動を明らかにしました。

毎日3つ以上のSNS等のWebサービスに生息する人々がコンテンツ消費を牽引

1 ■ コンテンツ支出が多いクラスターは、SNS等のWebサービスを毎日3つ以上利用

SNS等のWebサービスを毎日3つ以上使っている3つのクラスターでは、コンテンツに対する年間支出金額が平均と比較して1.2倍~3.3倍であることがわかりました。 SNS等のWebサービスで積極的に作品に関する感想や意見を書き込んだり、作品に関する画像や写真、動画を投稿する点で、コンテンツ消費を牽引する役割を担っていると言えるでしょう。

2 ■ 支出の大きな3つのクラスター群を捕まえるためには異なる「feed」が必要

これらのクラスターにとって、「作品そのものではない情報(作品周辺の小ネタ、友人・知人の感想など)」への情報ニーズが高いこともわかりました。私たちはそうした付帯情報を「feed(思わず食いついてしまう情報)」と名付けました。各クラスターで重視する「feed」と反応が異なっているため、クラスターごとに異なる「feed」を準備することで、各クラスターの嗜好に、それぞれにきちんと向き合うことができ、それが分散型メディア時代に備えるべきアプローチではないかと考えています。

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