ニュースリリース

テレビ広告でインターネット検索窓を表示した場合のインターネット検索率は表示しないテレビ広告の2.4 倍(平均)に。
NEWS RELEASE

 博報堂研究開発局と博報堂DYメディアパートナーズi-メディア局ではこの度、インターネッ
ト広告を提供しているオーバーチュア株式会社の協力を得て、テレビ広告出稿がインターネット
での検索行動に与える影響を把握するためにインターネット検索件数データとテレビ広告出稿デ
ータを用いた分析を行いました。その結果、テレビ広告がインターネット検索件数に与える影響
についての分析結果が得られましたので、ご報告申し上げます。

 
 今回の分析を通して、広告対象商品の銘柄名、広告内容に関する検索件数がテレビ広告の投下
量にほぼ比例して増加することが分かりました。中でも検索窓をテレビ広告で表示しているキャ
ンペーンについては、検索窓を表示していない広告キャンペーンと比較して、広告対象商品に関
する検索件数が平均で2.4 倍となることが確認されました。ただし、「検索窓が表示されているこ
とを伝えるための効果音をつける」ことや、「検索後にどういった情報が得られるかをしっかりと
視聴者に伝える」ことを行わずに、単に検索窓が表示されているだけでは検索数増加にほとんど
効果がないことも確認されました。
 また、自動車は他のカテゴリーと比較して圧倒的に日頃からの検索件数が多く、日用消費財(飲
料、トイレタリー等)の場合は検索窓を表示するテレビ広告出稿時に検索件数が跳ね上がる傾向
があることも明らかになりました。

 
 インターネットの利用が日常化し、広告キャンペーンにおいてもマス・メディアとインターネ
ット・メディアを組み合わせた企画が増加している今日、マス・メディアがインターネット上で
の行動に与える影響については各企業から高い関心が寄せられています。博報堂DYグループで
は今後も、より効果のあるクロスメディア・キャンペーン構築のために、マス・メディアとインタ
ーネット・メディアを横断してのデータ分析作業を行っていきます。

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