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博報堂DYグループ

博報堂DYホールディングスの戦略事業組織 kyu、 米国のデジタルマーケティングエージェンシー『Kepler Group』社の株式を取得
INFOMATION

株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)の戦略事業組織「kyu」は、米国ニューヨークに本社をおくデジタルマーケティングエージェンシー『Kepler Group LLC』社(以下、Kepler社)に対して出資を行い、過半数以上の株式を取得いたしましたのでお知らせいたします。

Kepler社は、ビッグデータと独自のデータプラットフォーム(Kepler Intelligence Platform、以下KIP)を活用し、デジタルマーケティング戦略立案からメディアバイイングまでをワンストップで提供するデジタルマーケティングエージェンシーです。KIPはマーケティング成果の最適化を複数のプラットフォームやチャネルで実現するために、独自のプラットフォームで様々なデータ(顧客データ、キャンペーンデータ、マーケットデータ、CRMデータ等)を統合、カスタマイズ化し、キャンペーン展開の自動化、効率化を可能としています。2012年設立以降、ニューヨーク本社の他、フィラデルフィア、シカゴ、サンフランシスコと拠点を増設。従業員数も約170名となり、更なる事業拡大を図っています。

デジタル化やグローバル化の進展に伴い、企業のマーケティング活動は世界的規模で高度化・複雑化し、従来型マーケティング手法の革新や新たなソリューション開発が活発化しています。このような状況に対応するため、当社グループは専門的かつ先進的なマーケティング手法やソリューションを提供する「専門マーケティングサービス企業」をグループ内に取り込むことを、成長ドライバーのひとつ(※1)として中期経営計画において掲げております。今回のKepler社の株式取得も、その一環として行うものです。
(※1)3つの成長ドライバー:
(1) “生活者データ・ドリブン” マーケティング対応力の強化
(2) アジアを中心とした新興国での体制強化
(3) “専門性”と“先進性”の継続的な取り込み

今後も当社グループは「kyu」を中心として『“専門性”と“先進性”の継続的な取り込み』を行うことで、『企業のベスト・マーケティング・パートナーとして、世界一級のマーケティングサービス企業を目指すこと、そして、先進的かつ創造的な統合マーケティング・ソリューションの提供を通じて、新たな市場やムーブメントを創造し、社会/生活者に活力を与え続ける存在になること』という、当社グループ中期基本戦略を具現化していくとともに、収益面でも海外事業の成長に貢献してまいります。

なお、今回の『Kepler社』買収により、当社の2019年3月期の連結業績に与える影響は軽微です。

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